
IFO注文とは?
IFO注文と呼ばれる注文がFXの世界には存在していますが、この注文はかなり複雑な注文です。
基本的には上級者向けの注文なので、初心者の方は知識だけに留めておき、経験を積んでから使用するようにした方がいいでしょう。
IFO注文を説明する前に、まずFXの注文方法についておさらいしておきましょう。FXには通常、指値注文と成行注文があります。
指値注文は、レートを指定して行う注文です。
一方の成行注文は、レートに関わらず、とにかく確実に一刻も早く売買を執行したい時に行う注文で、売買の価格はその時の為替相場に完全に依存します。
IFO注文に関連があるのは、指値注文の方です。その指値注文と真逆の注文方法として、逆指値注文という注文があります。
レートを指定するという点では同じですが、指値注文は現状より安いレートで購入し、高いレートで売るのに対し、逆指値注文は高いレートで買い、安いレートで売ります。
逆指値注文もIFO注文とは関連があります。
そして、FXにはIFD注文、OCO注文という注文方法があります。IFD注文は買いと売りの注文を同時に行う事ができ、、OCO注文は二つのレートを同時に注文できる注文方法となります。
これらは言ってみれば指値注文と逆指値注文の応用という事になります。そして、IFO注文は、IFD注文、OCO注文の応用なのです。というのも、IFO注文はIFD注文とOCO注文を複合させた注文なのです。
非常に複雑なので、例を挙げて説明します。
1ドル100円の際、例えばこのドルを95円で購入したいとします。それでいて、尚且つ購入したドルを105円で売りたい、同時に90円まで下がった場合は損切りしたい、というプランがあるとします。
このプランをIFO注文は一つの注文で全て行う事が出来るのです。
まず95円で購入し、尚且つ売るレートを指定するというのはIFD注文の概念です。一方、95円で購入したドルを105円若しくは90円で売りたい、というのはOCO注文の概念です。
その双方を組み合わせたのが、『If Done + One Cancel the Other』、すなわちIFO注文となります。