
インフレに対応する
景気が悪化し、企業が資金が借りられないことによって倒産してしまう事態を避けるために、政府はゼロ金利政策政策を打ち出しました。
1999年2月に始まったゼロ金利政策は2000年8月に一度解除された後、2001年3月には量的金融緩和政策が導入されて再び短期金利が実質的にゼロとなりました。
2006年にゼロ金利政策が解除になり、現在で日本の金利は横ばいです。銀行での金利は0,25~0,9%以下、普通預金にいたっては0.2%という低い水準で留まっています。
金利が高くてお得といわれているインターネット銀行、ネットバンクでも3年の定期預金で、わずか0,85%程です。100万円もの資金を3年間定期預金に預けておいてもわずか26000円程の利息しかつきません。
人それぞれ考え方は、様々ですが、100万円もの資金を3年間も寝かせておいてわずか26000円というのは、あまり効率的な資産の運用方法とは呼べないのではないでしょうか?
現在日本では石油の価格高騰に伴い、食料品やガソリンなど身のまわりの、大変身近なものの価格が上昇し続けています。今から3年後なんて、今よりさらにインフレが加速して、物価が上昇していく可能性も否定は出来ない状況にあります。
今100万円を預金して、3年後に1,026,000円を受け取っても、利息の26,000円ぶんの物価が上昇していれば、それは利益とは呼べません。
例えば、ガソリンの価格で考えて見ましょう。1ヶ月に10,000円分のガソリンを使うと想定します。仮にガソリン代が1リットル1割高騰した場合、1ヶ月で11,000円が必要になります。
1年、12ヶ月で12,000円。3年間で36,000円分、ガソリン代が上がった計算となります。たとえ、利息で26,000円もらったとしても、ガソリン代だけで計算しても赤字と考える事も出来ます。
しかし値上がりしているのはガソリンだけではありません。食料品、電気代、石油、ビニール袋、トイレットペーパーなど本当に生活に必要なものの価格までもが高騰してしまうおそれもあるのです。
今ある資産をいかに効率よく運用して、その時代にあった貨幣価値としていくかが重要なポイントなのです。