
レバレッジはリスク?
実際にレバレッジを使ってFX取引の売買シミュレーションをして見ましょう。計算しやすいように下記のようにします。
FXでは買値を「BID・ビッド」、売値を「ASK・アスク」と呼んでいます。上の例では、買値は100,03になります。
では、100,03で1万ドル購入する際に必要な資金はいくらとなるでしょうか?100,03×1万=100万300円が購入資金となります。
これに業者に支払う手数料を合わせた額が1万ドルの購入に必要な資金になります。しかし、100万円が手元になくても、取引できてしまうのがFXの醍醐味なのです。
例えば、元手が10万円しかないとしましょう。レバレッジが10倍であれば、10万円の10倍の100万円に相当する取引を行う事が出来るので、10万円でも1万ドルの取引が可能と言うことになります。
極論を言えば、1万円を100倍のレバレッジで取引することも可能なのです。
■レバレッジーの倍数×リスクも比例
1ドル100,03円で1万ドルを購入したとします。レバレッジは使わないので、100万300円が必要でした。売値が101,03に円安に動いた場合、100万300円は、101万300円になるので1万円の利益が出たことになります。
逆に売りレート、Askレートが99,03へと円高に動いた場合には、100万300円が99万300円に目減りしてしまうので、1万円の損失を出した事となります。
元手の100万円に対して、わずか1万円、つまり1%の損失はまだやり直しがきくし、取り返せないほどの損失の額ではありません。
もし、10万で10倍の取引をした場合ではどうでしょうか?同じように、売りレート、Askレートが99,03へと円高に動いた場合には、評価額100万300円が99万300円に目減りしてしまうので、1万円の損失を出した事となります。
損失は元手から差し引かれるので、10万円が9万円に目減りします。実に10%、1割の損失を出した事となります。10倍のレバレッジをつかえば、損失も10倍となるのです。もちろん利益も10倍になりますが、レバレッジを高くすれば高くするほど、感覚的にはギャンブル化してしまい、取り返しのつかない損失を出す事となるおそれもあるのです。
レバレッジの設定には十分に気をつけて取引をする必要があるということを頭に入れておきましょう。